レーザープラズマ中に生成される飛翔鏡による準単色極端紫外光の発生

Generation of quasimonoenergetic extreme ultraviolet light by flying mirrors formed in laser-plasma

神門 正城; Pirozhkov, A. S.; 林 由紀雄; 小瀧 秀行; Pikuz, T.; Faenov, A.*; Esirkepov, T. Z.; 中村 龍史*; Koga, J. K.; 大石 祐嗣*; Labate, L.*; Gizzi, L.*; 桐山 博光; 岡田 大; Bulanov, S. V.

Kando, Masaki; Pirozhkov, A. S.; Hayashi, Yukio; Kotaki, Hideyuki; Pikuz, T.; Faenov, A.*; Esirkepov, T. Z.; Nakamura, Tatsufumi*; Koga, J. K.; Oishi, Yuji*; Labate, L.*; Gizzi, L.*; Kiriyama, Hiromitsu; Okada, Hajime; Bulanov, S. V.

レーザープラズマ中で生成される大強度、非線形の航跡波は、光を一部反射する飛翔鏡として作用する。我々は、800nm, 400mJ, 30fsのレーザー光(ドライバー光)を用いてヘリウムガス中に飛翔鏡を作り、もう1つのレーザー光(ソース光)をこれに対向で入射させた。ソース光をプローブとして用いてアライメントする手法を新たに開発し、信号探索を行った結果、ドライバーの進行方向である0度、および13度方向の極端紫外光分光器にて準単色の信号を観測した。0度方向の計測では、粒子シミュレーションによる形状に近い構造であり、飛翔鏡の作用によるものと考えられる。13度方向での準単色構造は初めて計測されたものであり、飛翔鏡の一部から反射されたと考えられる。

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