第4回原型炉設計プラットフォーム会合

4th Platform Meeting on DEMO Design

坂本 宜照; 宇藤 裕康; 野澤 貴史

Sakamoto, Yoshiteru; Uto, Hiroyasu; Nozawa, Takashi

2014年2月19-20日に第4回「原型炉設計プラットフォーム会合」を開催し、大学や産業界を含め35名が参加した。目的は、原型炉計画で現役世代となる若手研究者を中心に六ヶ所BAサイトに集まり、原型炉に向けた技術的議論を行うことである。今回は、「核融合発電への道のり」をテーマに、大規模なエネルギー生産プラントであると同時に巨大トリチウム施設である核融合炉において、社会受容性に照らして概念設計段階から検討すべき課題として、核融合炉の安全性や規格・基準、運用に必要な保守・点検作業、電力系統に接続するための要件等、について概観し、社会に受け入れられる魅力的な核融合炉について議論を深めた。社会受容性に照らし概念設計段階から検討すべき課題について、これまであまり深められていなかった領域の議論を行うことができ、BA原型炉設計活動の推進において有意義な会合であった。また、原型炉計画で現役世代となる方々は、核融合エネルギー実現に対する高い志と強い責任感に溢れており、本会合を継続して開催していくことが重要である。

The 4th platform meeting was held with 35 participants from universities, industries and JAEA. The objective of the meeting is to discuss the technologies required for DEMO design by young scientists at the Rokkasho BA site. The participants have deeply discussed about design issues on fusion safety, standards, maintenance and requirements for electrical connection along the meeting theme of "Road to fusion electricity". The meeting was very meaningful and should be continued in the future.