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ITERプロジェクトの進展

Progress in the ITER Project

草間 義紀

Kusama, Yoshinori

ITER計画では、本部ビルやポロイダル磁場コイル組立建家が完成するとともに、ITER本体が設置されるトカマク建家の建設が進むなど、サイト整備が進展している。また、建家及び機器全体の約84%の調達取決めがITER機構と参加極の国内機関との間で既に締結され、各極において機器等の調達活動が進められている。最近の新しい展開として、運転初期からのフルタングステンダイバータの採用が決定され、また、ELM制御用コイルと安定化コイル(VSコイル)の真空容器内へ設置が決定された。我が国は、トカマク機器の約17%の調達責任を有し、そのうちの88%の調達取決めをITER機構との間で締結して、調達活動を進めている。トロイダル磁場(TF)コイル用導体は、日本担当分の33導体全てが完成し、さらに、実機コイルの巻線やコイルケースなどのコイル構造物の製作が開始された。また、中心ソレノイド(CS)用導体の実機製作を開始するとともに、中性粒子入射加熱装置実機試験装置用の機器の製作・試験も順調に進んでいる。これらに加え、講演では、ダイバータターゲット、高周波加熱装置、ブランケット遠隔保守機器、プラズマ計測装置等の調達の進展についても紹介する。

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