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流動高温高圧水環境下における低放射化フェライト鋼F82Hの腐食特性

Corrosion property of reduced activation ferritic steel in flowing high temperature and high pressure water

中島 基樹; 廣瀬 貴規; 谷川 尚; 谷川 博康; 榎枝 幹男

Nakajima, Motoki; Hirose, Takanori; Tanigawa, Hisashi; Tanigawa, Hiroyasu; Enoeda, Mikio

日本は水冷却固体増殖方式をITER-テストブランケットモジュール計画において試験し、原型炉においても主案としている。冷却材として水を利用することから構造材料であるF82H鋼と高温高圧水の共存性、特に流動環境下における腐食現象の理解が求められている。本研究では温度300$$^{circ}$$C、圧力15MPaの高温高圧水中にて円盤試験片を回転させ、流動環境での腐食試験を実施し、溶存酸素量増加に伴う重量変化ならびに酸化物性状の変化について報告する。静水環境では溶存酸素量増加に伴い、わずかではあるが重量変化が低下する傾向が認められた。一方、流動環境下においては重量変化への溶存酸素量の影響は顕著であった。溶存酸素量20ppb$$sim$$3ppmまでは試験時間の増加に伴い、試験片重量は減少していたものの、溶存酸素量8ppmでは試験片重量が逆に増加していた。本講演では、おもに試験片表面および断面観察結果から腐食挙動への溶存酸素量の影響について議論する。

no abstracts in English

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