「もんじゅ」データを活用したマイナーアクチニド核変換の研究,1; 研究計画と炉物理手法

Study on the minor actinide transmutation utilizing Monju data, 1; Research planing and reactor physics method

羽様 平 ; 竹田 敏一*; 北田 孝典*; 佐野 忠史*; 高桑 正行*

Hazama, Taira; Takeda, Toshikazu*; Kitada, Takanori*; Sano, Tadafumi*; Takakuwa, Masayuki*

文部科学省の原子力システム研究開発事業「環境負荷低減技術開発」(A)として平成25年度から「「もんじゅ」データを活用したマイナーアクチニド核変換の研究」プロジェクトを福井大学が取りまとめている。環境負荷低減と有害度低減の実現のためマイナーアクチニド(MA)を効率よくかつ安全に核変換・減容するナトリウム冷却高速炉(SFR)を設計するとともに、「もんじゅ」等の運転、性能データを活用して、炉物理特性、特にMA核変換量やナトリウムボイド反応度等を精度よく計算する手法と、それらの予測誤差を低減する手法の開発を目指す研究を開始した。本研究の計画と炉物理手法の内容を報告する。

no abstracts in English