トカマクランプアップフェーズにおける高エネルギー粒子のフォッカー・プランクモデリング

Fokker-Planck modeling for energetic particles at tokamak ramp-up phases

藤間 光徳; 濱松 清隆; 林 伸彦; 本多 充; 井手 俊介

Toma, Mitsunori; Hamamatsu, Kiyotaka; Hayashi, Nobuhiko; Honda, Mitsuru; Ide, Shunsuke

高エネルギー粒子(EP)の解析には、フォッカー・プランク(FP)モデリングが広く用いられている。トカマクの電流立ち上げフェーズのように平衡磁場が時間的に変化する場合、EPの位相空間上における粒子束が生じ(磁気圧縮)、同時に、周回電圧による加速効果も無視できなくなる。これらの効果を統合コード内のFPモジュールに取り入れ、非定常状態における統合コードの適用性を拡張した。この統合コードのJT-60SAへの適用計算例を報告する。加熱や電流駆動に対する磁気圧縮と周回電圧の効果について議論を行う。

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