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炭素イオンビーム照射が青森県在来の毛豆の形質に及ぼす影響

Effects of carbon-ion irradiation on the morphology and growth in the local green soybean "Kemame" in Aomori Prefecture

川崎 通夫*; 桔梗 翔梧*; 野澤 樹; 秋田 祐介*; 長谷 純宏; 鳴海 一成*

Kawasaki, Michio*; Kikyo, Shogo*; Nozawa, Shigeki; Akita, Yusuke*; Hase, Yoshihiro; Narumi, Issey*

毛豆は青森県在来のエダマメ・ダイズであり、津軽地方を中心に古くから栽培されている。現在、青森県内では毛豆を地域資源として利活用し、地域振興に役立てる活動が行われている。毛豆のエダマメとしての収穫時期は9月中旬であることから、国内のエダマメ需要最盛期である8月上$$sim$$中旬に出荷できない。$$gamma$$線を用いた突然変異育種により早生化したエダマメ品種が育成されている例があるように、毛豆由来の新たな有用品種を育成することは青森県の地域振興に資すると考えられる。近年、イオンビームが様々な植物種に適応されているが、エダマメ・ダイズについては知見が少ない。そこで、炭素イオンビーム照射が毛豆の形質に及ぼす影響について検討した。種子に320MeV炭素イオンビームを0$$sim$$16Gy照射した。発芽率、生存率及び草丈は照射線量に応じて低下した。形態異常を示す個体の出現率は照射線量に応じて増加した。形態異常の1つとして、ねじれた葉柄の横断切片を観察した結果、髄部中央に間隙が発達して歪みが生じていることが確認された。

no abstracts in English

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