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福島事故後の防護措置の策定に関する線量

Radiation doses regarding the planning of protective measures after the Fuskushima accident

木名瀬 栄   

Kinase, Sakae

福島第一原子力発電所事故後の緊急時被ばく状況から現存被ばく状況への移行までの防護措置について、どのような線量を対象とするものなのかを整理し、留意点などをとりまとめた。緊急時被ばく状況の初期段階では、周辺線量当量や方向性線量当量のような場所に係る線量を調査することになる。一方、緊急時被ばく状況の中期段階、終期段階では、発災後の復旧に向けた環境放射線モニタリングにより、現在および将来の被ばく線量を推定する(個人線量推定)とともに、個人線量モニタリングにより、実際の個人の被ばく線量の推定を行い、それらの結果に基づいて、適切な防護措置が講じられる。すなわち、場所および人に係る線量いずれの実用量の推定が必要になる。個人線量当量を用いて将来の被ばく線量を推定する場合には、最適化プロセスにおいて個人線量当量の定義上必要な人体を仮定するとともに、個人の線量を代表しうる個人線量計の装着部位に留意しなければならないことなどを明らかにした。

no abstracts in English

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