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「東京電力福島第一原子力発電所事故以降の低レベル放射性廃棄物処理処分の在り方」特別専門委員会報告; ウランを含む廃棄物処分の考え方

Disposal concept of uranium bearing waste by special committee on what a treatment and disposal of low level radioactive waste should be after the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant accident

長谷川 信; 高橋 邦明 

Hasegawa, Makoto; Takahashi, Kuniaki

ウランを含む廃棄物の処分制度は未整備の状態であり、早急に埋設処分に係る安全規制制度を整備する必要がある。対象廃棄物に含まれるウランは、減衰がほとんどない、長期的にはラドンを含む子孫核種が成長するという特徴があることから、本件はこれらを考慮した安全確保の対応策について浅地中トレンチ処分を想定し検討を実施した。ウランは天然に広く存在する自然放射性物質であることから、自然起源の放射性物質に関する国及び国際機関での取り扱いを調査・整理した。その結果、処分場におけるウランの平均放射能濃度がクリアランスレベルである1Bq/g以下となるような管理を適用することにより処分が可能と考えられる。また、他の廃棄物と同一処分を想定した場合、最大放射能濃度が100Bq/g程度まで対応できると考えられ、我が国で発生するウランを含む廃棄物の約90%について浅地中トレンチ処分の可能性が示された。具体的には、平均放射能濃度を1Bq/g以下に管理する方法として、廃棄物層を一定の区画で区切り、目標とする上限の放射能を超えないように定置を計画・管理する概念を整理した。

no abstracts in English

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