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ITERダイバータ赤外サーモグラフィーの開発

Development of divertor IR thermography for ITER

杉江 達夫; 竹内 正樹; 竹山 茂治; 石川 正男; 嶋田 恭彦

Sugie, Tatsuo; Takeuchi, Masaki; Takeyama, Shigeharu; Ishikawa, Masao; Shimada, Takahiko

ITERダイバータIRサーモグラフィーは、赤外線領域の光を分光測定することにより、ITERのダイバータ板表面及びバッフル表面の温度(200度-3600度)分布及び入熱分布を計測する装置であり、0.02msの高時間分解能及び3mmの高空間分解能を有し、主にプラズマ先進制御及び物理研究に用いることを目的とした装置である。本サーモグラフィーは、3ミクロン帯及び5ミクロン帯を使った2色系と1.5-5.0ミクロンを測定波長範囲とする分光系の2つの測定系から構成される。また、ITERの環境に対応するために、耐放射線性、放射線遮蔽、除熱対策、熱歪対策、粒子照射軽減対策等を考慮した設計を進めている。光学設計では、本サーモグラフィーの占有空間内で、3mmの空間分解能が得られる光学系を構成できる見通しが得られた。また、プラズマ対向第一ミラーからの放射がバックグラウンドとして測定すべきダイバータ板からの放射に重畳する影響についての評価を行った。また、較正に関しては、ITERのベーキング時において、熱電対の測定結果を用いて行うが、設計に取り入れることを目的にしてIRレーザーを使った較正手法の試験を進めている。発表では設計開発の現状及び解決すべき課題について議論する。

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