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ポスト京における大規模核構造計算

Large-scale nuclear-structure calculations in the post K computer

宇都野 穣   

Utsuno, Yutaka

ポスト京コンピュータの重点課題の一つとして「宇宙の基本法則と進化の解明」が選ばれ、そこでは、素粒子, 原子核, 宇宙物理が連携して元素合成過程等の宇宙の進化過程の解明を行う。本講演では、ポスト京における大規模核構造計算がこの目的に対してどのような役割を果たすことが可能か、京時代の成果を踏まえて概観する。京時代では、モンテカルロ殻模型を完成させ、第一原理核構造計算やニッケル同位体などの中重核に対する有用性を実証した。ポスト京では、京に対し計算能力が2桁程度向上する見込みであることから、3主殻程度の模型空間を採った非常に大規模なモンテカルロ殻模型計算が可能になると見られる。ベータ崩壊の分布など宇宙物理や核変換などへの応用に対してこうした大規模計算は必要不可欠であり、ポスト京になって初めて可能となる。

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