J-PARC/MLF/ANNRI NaI(Tl)スペクトロメータを用いたGd-155,157の中性子捕獲断面積の測定

Measurement of neutron capture cross section of Gd-155 and 157 with the NaI(Tl) spectrometer in J-PARC/MLF/ANNRI

木村 敦   ; 中村 詔司  ; 寺田 和司; 中尾 太郎; 藤 暢輔   ; 原田 秀郎   ; 井頭 政之*; 片渕 竜也*; 水本 元治*; 高宮 幸一*; 福谷 哲*; 藤井 俊行*; 堀 順一*; 芝原 雄司*

Kimura, Atsushi; Nakamura, Shoji; Terada, Kazushi; Nakao, Taro; Toh, Yosuke; Harada, Hideo; Igashira, Masayuki*; Katabuchi, Tatsuya*; Mizumoto, Motoharu*; Takamiya, Koichi*; Fukutani, Satoshi*; Fujii, Toshiyuki*; Hori, Junichi*; Shibahara, Yuji*

原子炉の安定な運転のため、可燃性毒物や制御棒の材料としてガドリニウム(Gd)が広く用いられており、反応度の計算のためには、Gd核種の高い精度の中性子捕獲反応断面積データが必要とされている。しかしながら、特にGd-157については報告データに大きな違いがあるという問題が指摘されている。そこで、ANNRIのNaI(Tl)スペクトロメータを用い、Gd-155,157の中性子捕獲断面積の高精度測定を行なった。

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