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高速実験炉「常陽」における原子炉容器内補修技術の開発、炉心上部機構の交換

Development of repair techniques in the reactor vessel of experiment fast reactor "Joyo", Replacement of upper core structure

清水 俊二 ; 奥田 英二; 菊池 祐樹; 川崎 徹; 大和田 良平

Shimizu, Shunji; Okuda, Eiji; Kikuchi, Yuki; Kawasaki, Toru; Owada, Ryohei

高速実験炉「常陽」では、平成19年に「計測線付実験装置との干渉による回転プラグ燃料交換機能の一部阻害」が発生し、原子炉容器内において計測線付実験装置(以下、MARICO-2)試料部が炉内ラック内の移送用ポットから突出した状態で変形及びMARICO-2と炉心上部機構(以下、UCS)との接触によりUCS下面に設置されている整流板等の損傷が確認された。「常陽」を復旧するためにはUCSの交換及びMARICO-2の回収が必要であったが、UCSを交換した実績が無く、また、交換することを前提とした設計ではなかった。そのため、UCS交換について十分検討し、(1)旧UCSジャッキアップ試験、(2)旧UCS収納作業、(3)新UCS用Oリング設置作業、(4)新UCS挿入作業の段階によりUCSを交換した。UCS交換作業は、平成26年5月7日に旧UCSジャッキアップ試験を開始し、5月22日から6月4日に旧UCS収納作業、11月20日、21日に新UCS挿入作業、12月12日から15日に新UCS据付状況を確認し12月17日に作業を完了した。本発表は、世界的にも例の少ない大型炉内構造物の補修作業であるUCS交換作業について報告するものである。

no abstracts in English

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