研究用原子炉等を用いた工業生産
Industrial production with the reactor for research
河村 弘
Kawamura, Hiroshi
研究用原子炉は発電だけでなく、原子炉用燃料・材料や放射線に係る研究開発まで、幅広い分野で大きな役割を果たしている。また、通常の沸騰水型発電炉と比較して燃料破損の可能性がないという点も重要である。研究用原子炉の用途としては特に非破壊検査や医療診断・治療に用いられるRIの製造、ハイブリッド自動車の電子基板や電力用サイリスタの原料として用いられるNTD-Siの製造等が挙げられ、工業・医療といった様々な分野で欠かせない材料となっている。しかし、近年は国外の研究用原子炉の高経年化に伴って供給が不安定となるケースがある。このような事態に対処するためにも既存の研究用原子炉の後継炉検討を開始すべきである。
no abstracts in English
- 登録番号 : AA20150345
- 抄録集掲載番号 : 43001349
- 論文投稿番号 : 16437
[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.