PW laser development at JAEA

原子力機構におけるペタワットレーザー開発

桐山 博光; 森 道昭; Pirozhkov, A. S.; 小倉 浩一; 西内 満美子; 神門 正城; 榊 泰直; 今 亮; 金崎 真聡*; 田中 宏尭; 福田 祐仁; Koga, J. K.; 匂坂 明人; Esirkepov, T. Z.; 林 由紀雄; 小瀧 秀行; Bulanov, S. V.; 近藤 公伯; 眞柴 雄司; 浅川 誠*

Kiriyama, Hiromitsu; Mori, Michiaki; Pirozhkov, A. S.; Ogura, Koichi; Nishiuchi, Mamiko; Kando, Masaki; Sakaki, Hironao; Kon, Akira; Kanasaki, Masato*; Tanaka, Hirotaka; Fukuda, Yuji; Koga, J. K.; Sagisaka, Akito; Esirkepov, T. Z.; Hayashi, Yukio; Kotaki, Hideyuki; Bulanov, S. V.; Kondo, Kiminori; Mashiba, Yuji; Asakawa, Makoto*

原子力機構関西光科学研究所では、ターゲット上で10W/cmと世界最高の集光強度を0.1Hzの繰り返し動作で実現するため、既存の超高強度レーザーシステム(J-KARENレーザーシステム)のアップグレードを行っている。本アップグレードについて、先進的レーザーとその利用研究に携わる研究者らが集う国際会議で招待講演として報告する。現在、システムの最終段増幅器の整備を行っており、ターゲット上で10 W/cmを実現しうる55J以上の出力エネルギーまで得ている。並行して前置増幅器部分において、最終段増幅器に入射するシード光の特性評価を行い、パルス幅25fs、時間コントラスト10と良好な動作特性を得ている。講演では、システム設計、システムを構成するコンポーネントの評価、現在までの開発状況、及び今後の展開について報告する。

We present recent progress on the J-KAREN laser upgrade to realize 10 W/cm intensity at 0.1 Hz as an invited talk at JSPS Technical Workshop 2015. Our current high-spatiotemporal-quality broadband pulse from the front end is amplified in the final amplifier to over 55 J at this moment. We plan to mention the detailed design, performance and the future prospects.