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塩ノ平断層の破砕部性状と変位センス

The Property of fault zone and sense of displacement on the Shionohira Fault, Fukushima Prefecture, Japan

酒井 亨*; 亀高 正男*; 田中 由美子*; 青木 和弘 ; 田中 義浩; 丹羽 正和   ; 瀬下 和芳 

Sakai, Toru*; Kametaka, Masao*; Tanaka, Yumiko*; Aoki, Kazuhiro; Tanaka, Yoshihiro; Niwa, Masakazu; Seshimo, Kazuyoshi

2011年4月11日の福島県浜通りの地震(以下、4.11地震)によって、全長約14kmにわたり地表地震断層が出現した(塩ノ平断層:石山ほか、2012)。この地表地震断層は西落ちの正断層センスで、最大変位量は約2mである。塩ノ平断層の出現位置には4.11地震よりも以前からすでに断層トレースが判読されており、一括して井戸沢断層と呼ばれていた(活断層研究会編、1991)。4.11地震により地表に現れた塩ノ平断層は井戸沢断層の西側トレースの一部にあたる。著者らは4.11地震による井戸沢断層の活動区間(塩ノ平断層)と非活動区間の違いに着目した断層破砕部の調査を行っており、地表地震断層に沿って複数の断層露頭が出現し、代表的な露頭として、活動区間から3地点(清道川,塩ノ平,別当)、非活動区間から1地点(滑石南)で調査を行った。今回の発表では、活動区間である塩ノ平,別当の2地点における露頭観察、断層破砕部の研磨片・薄片観察の結果を中心に報告する。

no abstracts in English

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