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イジング反強磁性体SmPt$$_2$$Si$$_2$$$$mu$$SR測定

$$mu$$SR study of ising antiferromagnet SmPt$$_2$$Si$$_2$$

伊藤 孝   ; 髭本 亘  ; 伏屋 健吾*; 松田 達磨*; 青木 勇二*

Ito, Takashi; Higemoto, Wataru; Fushiya, Kengo*; Matsuda, Tatsuma*; Aoki, Yuji*

イジング反強磁性体SmPt$$_2$$Si$$_2$$は反強磁性相(第I相)において幾何学的フラストレーションに起因する部分無秩序状態を示すと考えられている。第I相において観測された電子比熱係数が350mJ/(K$$^2cdot$$mol)と大きいことから、部分無秩序副格子に起因する重い電子状態の可能性が議論されている。我々はこの第I相における秩序・無秩序磁気モーメントの共存を微視的な観点から検証するために$$mu$$SR測定を行い、秩序した磁気モーメントの存在を示すミュオンスピン自発回転信号と共に、顕著なスピン格子緩和を観測した。第I相におけるスピン格子緩和率は典型的なSm化合物反強磁性体における値よりも1桁程大きく、顕著な磁気揺らぎの存在が示唆される。

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