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Shell-model study of strength function in the $$sd$$-$$pf$$ shell region

$$sd$$-$$pf$$殻領域における強度関数の殻模型計算

宇都野 穣   ; 清水 則孝*; 大塚 孝治*; 本間 道雄*; 吉田 聡太*; 江幡 修一郎*

Utsuno, Yutaka; Shimizu, Noritaka*; Otsuka, Takaharu*; Homma, Michio*; Yoshida, Sota*; Ebata, Shuichiro*

近年、核構造研究の対象が安定核の低励起状態から、不安定核を含む高い励起状態へと大きく広がっている。殻模型計算は、主に低励起状態の記述に使われてきたが、十分大きな模型空間を採用することによって比較的高い励起状態の記述も可能である。この講演では、質量数が40-50程度の$$sd$$-$$pf$$殻領域の不安定核に対する、$$E1$$およびガモフテラー強度関数の殻模型計算を行った結果を発表する。いずれの計算も、基底状態とパリティの異なる状態が対象となるため、2主殻以上を取り入れた大規模殻模型計算が必要である。$$E1$$励起の強度関数については、安定カルシウム同位体の実験データをよく再現するとともに、中性子数が28を超える核におけるピグミー双極子励起の存在を予言した。また、ガモフテラー励起の強度関数を計算することによって、この領域の半減期を系統的かつ精度よく再現することに成功した。

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