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ITERダイバータIRサーモグラフィー計測装置の詳細設計の進展

Progress of preliminary design of ITER divertor IR thermography

竹内 正樹; 杉江 達夫*; 竹山 茂治; 嶋田 恭彦; 石川 正男; 山本 剛史; 中村 来*; 北澤 真一; 伊丹 潔

Takeuchi, Masaki; Sugie, Tatsuo*; Takeyama, Shigeharu; Shimada, Takahiko; Ishikawa, Masao; Yamamoto, Tsuyoshi; Nakamura, Kitaru*; Kitazawa, Sin-iti; Itami, Kiyoshi

ITER計画において、日本が調達する計測装置の一つである、ITERダイバータIRサーモグラフィーの詳細設計を進めている。本装置はITER装置の過酷な環境下において、ダイバータターゲットの表面温度を高時間分解能(20$$mu$$s)及び高空間分解能(3mm)で計測を行うことが要求されている。詳細設計においては、この計測要求を満たす光学・機械・計装制御設計を行うとともに、設備との取り合いの明確化、較正手法の開発、核解析、熱・電磁力・構造解析等を行ってきた。具体的には、内側及び外側ダイバータを独立して観測する光学系を複数のミラーボックス内で保持し、第一ミラー保護のためガス駆動の二重ベローズ式シャッターを有する設計とした。光学系の核発熱を計算し(0.2W以下)、適切な冷却系を組み入れるとともに、インタースペースのプラズマ運転停止後の線量率を要求値の7$$mu$$Sv/h以下となるように設計を行った。また光軸調整は照明用レーザーをポートプラグ内に照射し可視カメラでの観測を基に2組の可動ミラーによって行う。講演では、これらの詳細設計の現状とともに最終設計に向けての課題についても発表を行う。

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