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Large-scale shell-model study of strength function

強度関数に対する大規模殻模型研究

宇都野 穣   ; 清水 則孝*; 大塚 孝治*

Utsuno, Yutaka; Shimizu, Noritaka*; Otsuka, Takaharu*

原子核の電磁強度関数は、原子力や元素合成などの応用に対しても重要な役割を果たすため、理論的に精度の良い記述が求められている。従来は主に乱雑位相近似を用いた研究がなされてきたが、最近、大規模殻模型計算による、より精度の高い計算が可能になってきた。本招待講演では、大規模殻模型計算を用いてカルシウム同位体の$$E1$$強度関数およびニッケル58核の準位密度を計算した結果を報告する。ニッケル58核において、スピンパリティ分布を含む正しい準位密度が得られた。これは、殻模型によって1粒子1空孔励起以外の非集団的状態も正しく得られることを表している。これらの非集団的状態は巨大共鳴の裾に大きな影響を与え、その結果、$$^{48}$$Caの低エネルギー$$E1$$励起を非常に精度よく再現することができた。さらに、殻模型によって励起状態からの$$E1$$強度関数も計算し、Brinkの仮説を検証した。

no abstracts in English

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