検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

JT-60SAトムソン散乱計測の開発状況

Present status of the JT-60SA Thomson scattering diagnostic design

東條 寛; 波多江 仰紀; 佐久間 猛; 濱野 隆; 伊丹 潔

Tojo, Hiroshi; Hatae, Takaki; Sakuma, Takeshi; Hamano, Takashi; Itami, Kiyoshi

JT-60SAトムソン散乱計測システムの設計の進展を報告する。計測レーザーの像伝送を行うリレー光学系の設計では、ガウシアンビームを仮定し複数のレンズの焦点距離を調節した結果、最大30mmのビーム径で50mもの長距離を像転送できる設計を得た。JT-60SAでの集光光学系設計に関しては、過酷な放射線環境に対応するために、プラズマ中心計測用集光光学系の光学設計の改良を行った。レンズ材質を新たに耐放射線性のものを導入した上で、空間分解能を光学系の像面におけるスポットダイアグラムの空間スケールで評価した結果、要求空間分解能(20-30mm)を満足でき、従来の光学系と遜色ない性能を出せることを明らかにした。また周辺計測用の集光光学系については、コンパクトな集光体系であるペッツバール型のレンズ系を改良することで、狭いポートプラグに収納できる設計を初めて得た。この他に、カバーガラス・真空窓の設計、光ファイバーバンドルの改造および新設計画を発表する。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.