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レーザー航跡場における階層構造

Structure appeared in laser wake field

神門 正城

Kando, Masaki

高強度・超短パルスレーザーをガス中に集光すると、ある条件を満たせばレーザーの後方にプラズマ波が励起される。この静電的なプラズマ波が作る電場を、水面を進む船が作る航跡になぞらえてレーザー航跡場(laser wake field)と呼んでいる。航跡場は線形領域航跡場の正体はプラズマ電子の粗密波すなわちラングミュア波であり、フェムト秒$$sim$$ピコ秒の時間スケールでは、イオンの運動を無視して解析的に求められている。2次元以上の分布は通常は粒子シミュレーション(Particle-in-cell: PIC)を用いて計算され、実験結果の解釈に使われている。航跡場は準線形領域では、電子加速などに利用され広く研究されている。レーザーの強度を上げた場合には、電子分布がカスプ状になるなどの特徴的な分布が出現する。講演では、この航跡場の計測、応用の現状と今後の展望を述べる。

no abstracts in English

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