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30-40年後の福島の将来像,2; 将来の環境中放射線レベル推定

Future vision of Fukushima for 30-40 years after the accident, 2; Prediction of ambient dose equivalent rates for the future

木名瀬 栄   

Kinase, Sakae

原子力機構では、平成24年度は文部科学省の、平成25年度からは原子力規制庁の委託業務の一環として、空間線量率の分布状況変化モデルを開発した。空間線量率の分布状況変化モデルは、福島第一原子力発電所から80km圏内の広域な範囲に沈着した放射性セシウムを起因とした空間線量率の状況の予測等に役立てるよう、福島第一原子力発電所事故後に実施された走行サーベイ等による空間線量率の膨大な測定データをもとに開発した。空間線量率の分布状況変化モデルは、環境半減期(放射性セシウムの物理減衰による影響を取り除き、放射性セシウムの環境中での挙動に影響を及ぼすウェザリングや人間活動などの様々な要因により、環境中の空間線量率が半分の値になるまでの時間)などのモデルパラメータを用いた計算により、避難指示区域内外それぞれの生活圏において空間線量率分布を簡便に推定することが可能であるため、住民帰還などの復興に役立つことが期待される。

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