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ウランで汚染された廃油及び廃水からのフッ素除去方法

Removal method of fluorine from contaminated uranium waste oil and water

神田 直之; 青山 佳男 

Kanda, Naoyuki; Aoyama, Yoshio

旧ウラン濃縮施設で発生した廃油の処理について水蒸気改質処理を計画している。廃油にはフッ素含有溶媒が混入しているため、水蒸気改質処理後には平均で約50,000ppmのフッ素含有廃水が生じる。排水中のフッ素濃度の環境放出基準(8ppm未満)を遵守するためには、現状の設備では廃水の処理時間が長期化し現実的ではない。このため、廃油及び廃水に含まれるフッ素を除去するための技術を確立する。廃油からのフッ素除去方法としては、混入する溶媒の沸点が油に比べて低いことを利用した分留法を、廃水からのフッ素除去方法としては、フッ化カルシウムの水への溶解度が低いことを利用した沈殿法を選定した。廃油からのフッ素除去方法では、模擬廃油を試料とした試験を実施し、試験前後の試料に含まれるフッ素濃度を測定することで、フッ素除去率を評価した。廃水からのフッ素除去方法では、フッ素を添加した模擬廃水を試料とした試験を実施し、試験後の試料に含まれるフッ素濃度を測定することで、フッ素除去率を評価した。また、水蒸気改質処理後に生じるフッ素含有廃水はウランで汚染されており、沈殿物は固体廃棄物になるため、沈殿物へのウランの移行率を確認した。

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