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マイクロバブルを用いた除染手法の検討,2

Study of decontamination methods with microbubbles, 2

山本 啓介; 青山 佳男 

Yamamoto, Keisuke; Aoyama, Yoshio

旧ウラン濃縮施設の廃止措置で発生するウランで汚染された機器等の廃棄物は、トレンチ処分に向け、除染が必要になる場合がある。人形峠環境技術センターでは、5wt%硫酸を除染に用いているが、酸性廃液等の大量の二次廃棄物が発生するという課題がある。この課題を解決する新しい除染手法として、マイクロバブルに着目した。マイクロバブルの特徴である「気泡表面の帯電」による吸着効果及び「消滅時の衝撃波」による剥離効果によって、除染が期待できる。本研究では、ウランで汚染された機器等の廃棄物のトレンチ処分に向け、イオン交換水中にマイクロバブルを発生させた水(マイクロバブル水)を用いた除染手法の検討を行う。平成27年度は、マイクロバブル水及びイオン交換水を用いた除染試験を実施し、除染試験後の表面密度を比較した結果、マイクロバブル水を用いた方が低い表面密度を示したことから、マイクロバブル水はイオン交換水と比べて除染効果が高いことを確認した。平成28年度は、マイクロバブル水及び5wt%硫酸を用いた除染試験を実施し、除染試験後の表面密度及び放射能濃度を比較することで、マイクロバブル水のトレンチ処分に向けた除染への適用性を確認した。

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