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Structure of energetic radiation bursts observed during winter thunderstorms

冬季雷活動中に観測された放射線の内部構造

鳥居 建男  

Torii, Tatsuo

雷活動に起因すると考えられる放射線バーストについては、発生の持続時間の違いから"長時間バースト"と"短時間バースト"の2種類の放射線バーストが測定されている。今回、放射線検出器に入射する放射線パルスの詳細な調査の結果、パルスの変動に異なる特徴を有していることを明らかにした。短時間バーストはパルス状の発生に内部構造を有していることが明らかになったのに対して、長時間バーストは内部構造を持たず、数MeVの高エネルギー放射線が連続的に放出され、その後急速に減少してバックグラウンドレベルに戻る事象が観測された。このことは短時間バーストは雷放電との関係が示唆されるのに対して、長時間バーストは雷雲下部の電場構造や放射線が通過してくる経路の電場の変化により、放射線のエネルギー分布が異なることを意味している。

no abstracts in English

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