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多核種除去設備廃棄物を模擬した無機固化体を対象とした$$gamma$$線照射時における水素ガスの評価

Evaluation of hydrogen gas generation by $$gamma$$ irradiation for inorganic solidified samples containing simulated ALPS wastes

佐藤 淳也 ; 鈴木 眞司*; 加藤 潤 ; 榊原 哲朗; 目黒 義弘  ; 中澤 修 

Sato, Junya; Suzuki, Shinji*; Kato, Jun; Sakakibara, Tetsuro; Meguro, Yoshihiro; Nakazawa, Osamu

福島第一原子力発電所の汚染水処理を行う多核種除去設備から発生する二次廃棄物は、固化処理の実績がないものが多く、新たな固化の方法を検討する必要がある。当Grでは、固化技術の選定に向けた基礎データの取得を目的として、既存の固化技術を対象に模擬廃棄物を用いた固化基礎試験を進めている。水を用いた固化技術(例えば、セメント固化法)で作製した固化体では、水の放射線分解による水素ガスが発生する。水素ガスは可燃性ガスであるため、処分時の安全性を確保する上で放射線照射時の固化体からの水素発生の評価が重要である。本試験では無機固型化材を用いて二次廃棄物のうちケイチタン酸及びアンチモン吸着材を固化した場合に、廃棄物に含まれる核種由来の$$gamma$$線による水素ガス発生量を評価する目的で、工学的な成立性の観点から最適化した水固型化材比で固化試料を作製し、$$gamma$$線照射試験を実施して水素ガス発生のG値を算出した。本試験により、模擬廃棄物充填率を40wt%とした固化試料からの、$$gamma$$線照射に伴う水素ガス発生のG値を求めることができた。

no abstracts in English

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