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硝酸溶液からのパラジウムの溶媒抽出特性

Solvent extraction behavior of palladium nitric acid solution

荒木 優太*; 守田 美咲*; 福谷 哲*; 津幡 靖宏   ; 松村 達郎  ; 藤井 俊行*

Araki, Yuta*; Morita, Misaki*; Fukutani, Satoshi*; Tsubata, Yasuhiro; Matsumura, Tatsuro; Fujii, Toshiyuki*

高レベル放射性廃液から長半減期核種を分離することで、廃棄物の潜在的有害度を大幅に低減することができ、長期リスクの低減につながる。パラジウムは使用済燃料に含まれる核分裂生成物元素であり、質量数107を持つ核種は、半減期が6.5$$times$$10$$^{6}$$年ほどあり、分離の対象となっている。また、パラジウムは高速中性子に対する反応断面積が大きいため、将来的なマイナーアクチノイドの核変換工程において妨害元素となる。本研究では、パラジウムの分離に焦点を当て、硝酸溶液からのパラジウムの溶媒抽出挙動を研究した。また、比較のため、パラジウムと同族元素であるニッケルの抽出挙動も調べた。その結果、リン酸トブチル及びジグリコールアミドでは、パラジウムの分配比は同族元素であるニッケルよりも著しく高く、高酸性度条件下で特徴的な酸性度依存性が見られることが明らかとなった。

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