レーザーを活用した高性能・非破壊劣化インフラ診断技術の研究開発

R&D of laser directive noncontact diagnosis system for maintaining degraded infrastructures

加瀬 究*; 斎藤 徳人*; 和田 智之*; 緑川 克美*; 島田 義則*; 倉橋 慎理*; 河内 哲哉*; 錦野 将元*; 大道 博行; 山田 知典

Kase, Kiwamu*; Saito, Norihito*; Wada, Satoshi*; Midorikawa, Katsumi*; Shimada, Yoshinori*; Kurahashi, Shinri*; Kawachi, Tetsuya*; Nishikino, Masaharu*; Daido, Hiroyuki; Yamada, Tomonori

トンネルなどのインフラの保守保全作業は、技術者の目視確認、手作業(触診・打音・叩き落とし)で行われている。したがって、保守保全作業には非常に時間がかかり、大きな危険が伴う。暮らしの安全を維持し、安定した流通を確保するためにも、効率的で安全な保守保全法の確立が求められている。そこで、レーザー技術を用いて老朽化したインフラの保守保全作業を自動化、効率化に「レーザー高空間分解能計測」、「レーザー打音」、「レーザーコンクリート切断」と呼ばれるレーザー技術を開発し、コンクリート供試体を計測対象として、三つの技術を合わせた屋外試験に初めて成功した。

no abstracts in English