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沿岸域における放射性物質動態のモデル開発; 1F港湾内に対するシミュレーションコードの開発

Behavioral model of radioactive nuclide in coastal areas; Simulation code for sea water inside the harborin Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant

山田 進  ; 町田 昌彦  ; 渡辺 将久

Yamada, Susumu; Machida, Masahiko; Watanabe, Masahisa

本発表は福島第一原子力発電所(1F)の事故により1F港湾内に流入した放射性物質の海水の影響による振る舞いを評価するためのシミュレーション手法およびそれを用いて得られた結果についての報告である。具体的には、1Fの港湾内におけるトリチウムの振る舞いを計算する適切なシミュレーション手法を説明するとともに、実際の計算により得られた結果について報告する。特筆すべき成果は、東京電力がモニタリングしている排水路経由で港湾内に流入しているトリチウム量を境界条件として利用することで、港湾内のトリチウム濃度をシミュレーションで再現できたことである。この成果は、計算機シミュレーションにより1F港湾内での海水流動を評価することが可能であることを示すとともに、シミュレーションにより港湾外への流出量を計算することで、沿岸域への影響を評価ができる可能性があることを示している。

no abstracts in English

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