コプロセッシングプロセス向け抽出装置の開発,1; 遠心抽出器のO/A比に対する抽出性能の評価

Development of extraction apparatus for the co-processing process. 1; Evaluation of extraction performance with the changes of O/A ratio in centrifugal contactor

坂本 淳志  ; 佐野 雄一   ; 竹内 正行 ; 渡部 雅之; 小泉 健治 

Sakamoto, Atsushi; Sano, Yuichi; Takeuchi, Masayuki; Watanabe, Masayuki; Koizumi, Kenji

核不拡散に有効と期待されるコプロセッシング法に関しては、従来のピューレックス法にはない有機相、水相流量比(以下、「O/A比」という)での運転が求められる。これらに対応可能な相分離機器を開発するため、本研究では、抽出試験装置として、相分離性の最も高い遠心抽出器を用いた抽出試験を行った。抽出性能の評価には硝酸ウラニル溶液、及び30%TBP-nドデカンを用いた。結果として、遠心抽出器はO/A比=0.230の範囲において十分な相分離性能を有するとともに、所定の抽出性能も有することを確認した。これらのことから、抽出条件においては、幅広いO/A比条件において遠心抽出器の適用が可能であると判断した。

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