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酸素ドープしたLa$$_{2}$$NiO$$_{4}$$における磁気励起の二重性

Dual nature of magnetic excitations in lightly oxygen doped La$$_{2}$$NiO$$_{4}$$

中島 健次  ; 梶本 亮一  

Nakajima, Kenji; Kajimoto, Ryoichi

La$$_{2}$$NiO$$_{4}$$+$$delta$$($$delta$$=0.02, 0.11)について、中性子非弾性散乱により最大200meVまでのエネルギー領域に渡って磁気励起の詳細を調べた。低エネルギー側においては、過去の報告、$$delta$$=0の系の相互作用J=31meV(量子効果による再規格化を考慮しない場合)から、$$delta$$=0.02でJ=18.1meV、$$delta$$=0.11でJ=6.4meVと矛盾しない大きく相互作用が抑えられた励起が観測された。同時に、これまで十分なデータがなかった高エネルギー側についても、2次元反強磁性的分散をほぼゾーン境界まで観測することができ、それらは$$delta$$=0.02では$$delta$$=0の系同様の相互作用で記述できる一方、$$delta$$=0.11ではそれよりも若干の再規格化が見られる。本発表では、これら2種類の励起の詳細について、関連する銅酸化物、コバルト酸化物における過去の報告と比較しながら議論する。

no abstracts in English

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