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放射性廃棄物の中深度処分におけるボーリング孔の閉塞に関する現状と課題

Current states and subject for borehole sealing on the intermediate disposal of radioactive waste

村上 裕晃  ; 岩月 輝希  ; 竹内 竜史  ; 前田 敏克

Murakami, Hiroaki; Iwatsuki, Teruki; Takeuchi, Ryuji; Maeda, Toshikatsu

放射性廃棄物の中深度処分において必須であるモニタリング用のボーリング孔は、孔の掘削および観測中はもとより、設備の撤去に際しても、移行経路とならないことを考慮した設計がなされることが重要である。しかし、その閉塞方法については、現時点では確立されていない。本発表では、孔の閉塞に係る技術的知見について整理した内容を報告する。孔の閉塞は、石油、温泉、放射性廃棄物処分の各分野において検討、実施されている。放射性廃棄物処分の分野においては、地下水が地表部へ漏出しないことに加え、孔自体が水みちとならないことに主眼が置かれている。閉塞の概念は、ベントナイト・コンクリート・砂利等を組み合わせる概念が一般的になりつつある。閉塞材の定置方法は、これまでに様々な手法が提案されているが、いずれの手法も検討段階である。ベントナイトは遮水材として重要な機能を期待されているが、水で満たされた孔内に定置するのが最も困難な材料である。また、ベントナイト等の閉塞材の定置による遮水性を評価するためには、原位置の状態を考慮した水理試験等による確認方法を検討する必要があると考えられる。

no abstracts in English

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