検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

学生・若手研究者たちが考える保健物理・環境科学研究,4; 上空からの放射線測定の高度化

Student and Young researcher's view of research on health physics and environment science, 4; Advancement of Airborne radiation monitoring

佐々木 美雪  

Sasaki, Miyuki

福島第一原子力発電所事故後、環境中における広域な放射線分布の把握を目的とし、上空からの放射線測定技術の研究開発が行われている。上空からの放射線測定は短時間に広域を測定することができ、入域が困難な場所(森林や高線量地域等)でも測定することができるという利点がある。事故から8年経過した現在でも事故直後から行われてきた有人のヘリコプターを利用したモニタリングは原子力規制庁の事業として継続的に行われている。また、現在、技術革新の著しい、無人の飛翔体(UAV)を用いた手法の開発も進められている。特に、農薬散布に用いられている無人のヘリコプターについては、福島第一原子力発電所周辺において継続的なモニタリングツールとして利用されている。一方、現在の手法は単純な無限平板の線源モデルを想定しているため、線量分布の位置分解能が地上測定と比較する上で十分でないことが課題であった。本発表では、逆問題解析手法を上空からの放射線測定に適用することによって、従来よりも位置分解能を高めることに成功した換算手法について紹介する。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.