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糸魚川-静岡構造線断層帯神城断層南部における活動履歴調査

Paleoseismology of the southern part of Kamishiro fault, ISTL active fault zone, central Japan

水谷 光太郎*; 廣内 大助*; 松多 信尚*; 石山 達也*; 杉戸 信彦*; 安江 健一*; 竹下 欣宏*; 藤田 奈津子   ; 澤 祥*; 道家 涼介*; 丸山 陽央*; 池田 一貴*

Mizutani, Kotaro*; Hirouchi, Daisuke*; Matsuta, Nobuhisa*; Ishiyama, Tatsuya*; Sugito, Nobuhiko*; Yasue, Kenichi*; Takeshita, Yoshihiro*; Fujita, Natsuko; Sawa, Sho*; Doke, Ryosuke*; Maruyama, Haruo*; Ikeda, Kazuki*

2014年11月22日に発生した神城断層の一部を震源とする長野県神城断層地震(M6.7)は断層のおよそ北半分において最大変位量約1mに及ぶ地表地震断層を出現させた。地震後、変位量調査やトレンチ掘削調査などが行われ、一つ前の地震は1714年の小谷地震の可能性が高いことなど徐々に明らかになっている。一方で、断層南半部の活動履歴など断層の活動履歴などは断層北半部と比較してまだ十分ではない。本研究では、神城断層における空中写真判読、変動地形の記載を行い、またトレンチ掘削調査を実施した。青木湖南岸では2条の断層が指摘されるが最も東側の断層の北延長において、新たに左屈曲した尾根や河谷を見出した。尾根は湖成層によって構成されるバルジであり約2万年前(21330$$pm$$90yrBP)の年代値が得られた。また、他の層として、腐植層最下部の試料からは4720$$pm$$30yrBPの年代値が得られ、約4700年前以降少なくとも2-3回のイベントが認められた。今後その他イベントの年代に関わる試料の年代測定を進めていく。

no abstracts in English

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