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MLF非弾性中性子散乱装置「四季」

Status of the neutron spectrometer 4SEASONS in MLF

梶本 亮一  ; 中村 充孝   ; 蒲沢 和也*; 稲村 泰弘  ; 池内 和彦*; 飯田 一樹*; 石角 元志*; 村井 直樹  

Kajimoto, Ryoichi; Nakamura, Mitsutaka; Kamazawa, Kazuya*; Inamura, Yasuhiro; Ikeuchi, Kazuhiko*; Iida, Kazuki*; Ishikado, Motoyuki*; Murai, Naoki

四季は数meV$$sim$$数100meVのエネルギー領域を最高約5%のエネルギー分解能でカバーする非弾性中性子散乱装置である。共用装置のひとつとして国内外のユーザーにビームタイムを提供し、2018年にはスピントロニクス材料, 鉄系超伝導体, 熱電物質, f電子系、トポロジカル物質等の分野の研究成果が生まれた。四季では低散乱角領域($$lesssim 30^{circ}$$)に上下左右に検出器が配置されていて磁気励起の測定に有利であることもあり、その利用は磁性・強相関系の研究が大半を占めていた。しかし、近年盛んとなってきた熱電物質や超伝導体のフォノン等の格子系の測定へも対応するべく、高散乱角領域への検出器の増設を進めている。一方、試料環境は標準環境の4K冷凍機に加えて$$^{3}$$He冷凍機等のMLF共通試料環境の利用も増えつつあるが、さらに、最近MLF共通超伝導マグネットも利用できるように整備を行った。今回の発表ではこうした最近の装置の利用状況や装置の高度化の状況等について紹介する。

no abstracts in English

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