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山菜(コシアブラ)の根の分布と森林土壌のセシウム137について

Distribution of wild vegetable roots and radiocesium in soil

伊藤 聡美; 佐々木 祥人 ; 新里 忠史  ; 渡辺 貴善 ; 三田地 勝昭*

Ito, Satomi; Sasaki, Yoshito; Niizato, Tadafumi; Watanabe, Takayoshi; Mitachi, Katsuaki*

福島県内の多くの地域で出荷が制限されている山菜の一つであるコシアブラが、なぜ放射性セシウムを多く含むのかを調べた。福島第一原子力発電所事故後に芽が出たコシアブラ(葉, 茎, 根)を採取し、深度ごとの根の存在量と周辺の土のセシウム137濃度を調査した。その結果、土の中の90%以上のセシウム137が存在する深度に多くの根が存在していることが分かった。このことから、コシアブラ若木のセシウム137濃度が高くなる要因の一つは、セシウム137濃度が高い深度に根が多く分布するためと考えられる。

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