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Calculation of most probable atomic number by Skyrme HF-BCS

Skyrme HF-BCSによる最確原子番号の計算

湊 太志   

Minato, Futoshi

一部の原子核は、高いエネルギーで核分裂をして二つの核分裂生成物に分かれる。二つの核分裂生成物の持つ陽子数$$Z$$は、核分裂生成物の分布を決定するだけではなく、崩壊熱や遅発中性子収率にも影響を与える重要な物理量の一つであるため、実験で測定されたデータを基にした核データ評価が過去に行われている。しかし、一部の原子核は、実験データが存在しておらず、核データ評価が行われていないものがある。典型的な例は、U-234やU-237である。実験データが存在しない原子核の核分裂生成物の$$Z$$分布を求めるためには、理論的な手法を採用することが考えられる。本研究では、理論手法の一つであるスカームハートリーフォック法を利用して、未測定原子核の核分裂生成物の$$Z$$分布を求める手法について研究を行った。まず、評価データが存在する原子核の核分裂生成物の$$Z$$分布と理論計算結果を比較し、その再現精度を調べた。その結果、理論計算結果は評価データの値の中央値を$$simpm1$$の範囲で再現することが分かった。さらに核分裂生成物の質量数$$A$$とZはほぼ比例関係にあるため、理論計算によって求められた2点(軽い核分裂片と重い核分裂片)があれば、実験で測定される幅を持った核分裂生成物分布を予測できる可能性がある。本発表では、ハートリーフォック法によって求められた$$Z$$分布と、今後の研究計画について発表する。

no abstracts in English

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