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森林炭素・窒素循環研究; 学術分野を超えた連携は必要か?

Carbon and nitrogen cycling in forest; Is interdisciplinary collaboration needed?

堅田 元喜*; 福島 慶太郎*; 小嵐 淳   ; 山口 高志*; 渡辺 誠*; 永野 博彦   ; 中山 理智*; 舘野 隆之輔*; 黄瀬 佳之*

Katata, Genki*; Fukushima, Keitaro*; Koarashi, Jun; Yamaguchi, Takashi*; Watanabe, Makoto*; Nagano, Hirohiko; Nakayama, Masataka*; Tateno, Ryunosuke*; Kinose, Yoshiyuki*

地球温暖化をはじめとした地球環境問題の理解と解決には、複数の学術分野の研究者らが連携する研究(学際研究)が必要という考えが広まりつつある。このような認識は、森林物質循環に関する研究課題に対しても当てはまると思われ、学際研究を通じた新たな発見が個別研究を推進するなどの研究者へのメリットもある。一方で、研究者にとって学際研究を追求することにはリスクもある。例えば、助成金の確保、業績の評価、論文出版などに困難があるといわれている。また、専門性の違いによるコミュニケーションや手法の創意工夫は学際研究を進める上で最も重要かつ労力を要する部分であるが、それらが評価される機会は限られている。我々は、2017年に大気・水文・生態・微生物・地球化学などの専門家で構成されるプロジェクトチームを結成し、京都大学北海道研究林標茶区の天然林を対象に窒素沈着の影響評価を行ってきた。本発表では、このプロジェクトで行われた学術分野間の交流や挑戦を振り返りながら、学際研究のメリットとリスクについて考える。

no abstracts in English

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