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放射性物質によるコンクリート汚染の機構解明と汚染分布推定に関する研究,9; セメント硬化体への$$alpha$$核種の浸透に関する検討

Study on the radionuclide contamination mechanisms of concrete and the estimation of distribution of radionuclides, 9; Penetration of alpha radionuclides into hardened cement paste

粟飯原 はるか   ; 柴田 淳広  ; 駒 義和  ; 富田 さゆり*; 山田 一夫*; 丸山 一平*

Aihara, Haruka; Shibata, Atsuhiro; Koma, Yoshikazu; Tomita, Sayuri*; Yamada, Kazuo*; Maruyama, Ippei*

福島第一原子力発電所では建屋内に汚染水が滞留しており、プルトニウム等$$alpha$$核種が検出されている。汚染水の分析結果より、プルトニウム濃度は下流で低下していることから、原子炉建屋内に残留していることが懸念される。$$alpha$$核種の挙動は内部被ばくや臨界管理上非常に重要となる。ここでは$$alpha$$核種を含む模擬汚染水にセメント試験片を浸漬させ、表層から$$alpha$$核種が浸透する深さを評価した。セメント種類や変質状態によらず、一か月程度の浸漬では浸透は0$$sim$$1mmにとどまった。$$alpha$$核種であるプルトニウムやアメリシウムはpHが上がることにより加水分解を起こし沈殿が生じるため、セメント内部水のpHが高いことから表層に析出したと考えられる。

no abstracts in English

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