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MFS型Mg合金におけるキンク界面構造の三次元解析

3-dimensinal structure of kink boundary in mille-feuille type mg alloys

江草 大佑*; Zhao, Y.*; 斉藤 光*; 波多 聰*; 板倉 充洋  ; 阿部 英司*

Egusa, Daisuke*; Zhao, Y.*; Saito, Hikaru*; Hata, Satoshi*; Itakura, Mitsuhiro; Abe, Eiji*

LPSO(long period stacking/order)相などの層状構造を含むMg合金は温間加工の適用により強度が著しく向上する。その要因として、結晶回転を伴う特異な変形様式であるキンク変形の活動が影響すると考えられている。キンク変形は双晶変形・マルテンサイト変態などと異なり特定の格子対応を取らず、界面における結晶方位差に相当するマクロな結晶回転を伴う。また、Rank-1接続に基づく考察より、キンクが導入された変形組織では変位の連続性は必ずしも担保されず、弾性的な結晶回転(回位)による緩和機構の存在が示唆されている。回位を伴う緩和構造については、ナノ微粒子などで実験的に観察されているが、バルク材料においては強加工材での事例を除いて報告されていない。本研究では、収差補正電子顕微鏡を用いた高分解能直接観察およびトモグラフィ観察を用いて、層状構造(ミルフィーユ型構造: MFS)を有するMg合金中に形成されたキンク界面を三次元的に解析し、回位を含めたキンク界面近傍の局所構造を明らかにすることを目的とした。

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