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福島第一原子力発電所廃炉に向けたレーザー遠隔分析技術開発

Laser remote analysis for decommissioning of Fukushima Daiichi Nuclear Power Station

若井田 育夫  ; 大場 弘則  ; 赤岡 克昭 ; 柴田 卓弥  ; 中西 隆造; 狩野 貴宏 

Wakaida, Ikuo; Oba, Hironori; Akaoka, Katsuaki; Shibata, Takuya; Nakanishi, Ryuzo; Karino, Takahiro

炉心溶融事故を起こした福島第一原子力発電所(1FNPS)の廃止措置では、極めて高い放射線環境における燃料デブリや大量の廃棄物の迅速な遠隔その場スクリーニング分析が求められている。特に反応性残存燃料デブリの確認方法は残存物質耐放射線性光ファイバーを用いたLIBSは、簡便な手法の候補の一つであり、遠隔操作性や耐放射線性等の基礎的な性能実証を重ねてきた。本報告では、これまでの取り組みと成果の概要、今後の取り組み(計画)の概要について紹介する。成果の概要では、耐放射線性光ファイバーを利用した長さ50mのLIBSプローブの基本特性と耐放射線性、レーザー誘起プラズマの放射線環境下で安定性が確認されたこと、より長尺化を図るため、マイクロチップレーザーLIBSプローブの導入を図ったことを報告する。今後の取り組みでは、本手法の信頼性確保に向け、廃炉・汚染水対策補助金事業で使用済み燃料による実証を行う計画や、1FNPS廃炉現場において可搬型LIBSシステムを導入するために必要となる特殊な周辺機器の準備状況等について報告する。

no abstracts in English

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