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ナトリウム冷却炉における日負荷追従運転の検討

Investigation on daily load following operation in sodium cooled fast reactor

相澤 康介 ; 近澤 佳隆  ; 諸星 恭一*; 久保 幸士*; 内田 昌人*

Aizawa, Kosuke; Chikazawa, Yoshitaka; Morohoshi, Kyoichi*; Kubo, Koji*; Uchita, Masato*

ナトリウム冷却炉において、再生エネルギーとの共存を考慮した効率的なエネルギー供給の達成には、日負荷追従運転が有効である。本研究では、電気出力60万kWeのタンク型ナトリウム冷却炉を対象として、構造健全性の観点で日負荷追従運転の成立範囲を評価した。原子炉構造概念のうちホットプールとコールドプール間に設置され出力変動の熱影響が及ぶプレナム仕切円筒を対象に、日負荷追従運転時の低出力時の電気出力,出力変動時間,日負荷追従運転回数等をパラメータとして凡その成立範囲を評価した。具体的には、日負荷追従運転で生じる温度変動及び液位変動を入力条件として、商用解析コードABAQUSを用いた非定常温度解析及び熱応力解析によりプレナム仕切円筒のクリープ疲労損傷評価を実施した。評価の一例として、低出力時の電気出力50%、出力変動時間3時間、回数を約17000回に制限した場合に構造健全性評価を満足する見通しが得られた。これにより日負荷追従運転に対応可能なポテンシャルを有することを確認した。

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