選択的吸着効果のもとでの二元混合系の毛管中質量流の臨界点近くのスケーリング則

Scaling law of mass flow rate of a binary mixture near the critical point in a capillary tube under preferential adsorption

藪中 俊介; 藤谷 洋平*

Yabunaka, Shunsuke; Fujitani, Yohei*

弱い圧力,化学ポテンシャル勾配を加えた場合の毛細管中での二元混合系の浸透現象を考える。壁面での選択的吸着効果が強い際には、壁面近くに相関長程度の厚さの吸着層が形成される。そのため毛細管中の組成が不均一となり、相関長も不均一となる。我々はこのような状況での流体力学をLocal renormalized functional theoryを用いて考察し流量の計算を行ってきた。今回の講演では、流量の換算温度に関するスケーリング則に関して議論する。

no abstracts in English