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JAEA反跳生成核分離装置を用いた多核子移行反応の研究

Study of multi nucleon transfer reaction using JAEA Recoil Mass Separator

洲嵜 ふみ  ; 西尾 勝久   ; Andreyev, A. N.*; 廣瀬 健太郎  ; Orlandi, R.  ; 牧井 宏之   ; Smallcombe, J. ; 伊藤 由太   

Suzaki, Fumi; Nishio, Katsuhisa; Andreyev, A. N.*; Hirose, Kentaro; Orlandi, R.; Makii, Hiroyuki; Smallcombe, J.; Ito, Yuta

天体における元素合成や超重元素の合成の分野において、中性子の多い原子核を生成する反応として多核子移行反応が注目されている。これら中性子過剰核の生成断面積は、多核子移行反応で複合核を生成する断面積と、複合核が核分裂することなく脱励起して生き残る確率の積で表される。この生き残り確率は、複合核の励起エネルギー分布とスピン分布に依存するが、核分裂が競合する領域での詳細なデータはほとんどない。本研究では、蒸発残留核断面積を測定することでこれらを明らかにすることを目標とする。実験は、JAEA反跳生成核分離装置(JAEA-RMS)を用いて行った。JAEA-RMSを回転させることで、断面積の角度依存性を調べることができる。実験手法を確立するため、まず$$^{30}$$Si+$$^{209}$$Bi反応を調べた。JAEA-RMSの焦点において蒸発残留核の$$alpha$$崩壊を測定し、核種を同定した。その上で、核種ごとに断面積の角度依存性を決定したので報告する。

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