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もんじゅ燃料体取出し作業の総括,2; 燃料体取出し作業のリスク管理

Risk management of the fuel unloading work in fast reactor Monju

塩田 祐揮

Shiota, Yuki

もんじゅの廃止措置第1段階では、その目標からナトリウム中に存在する530体の燃料体取出し作業を安全かつ速やかに完了することとした。そのため、一過性の異物挟み込みから破損など、想定される大小さまざまな事象の発生可能性を確認するとともに、設計上発生する可能性は極めて低いものの安全及び工程に影響を及ぼす要因を抽出し事前対策を検討し、リスクの大きさに応じた復旧対策を事前に準備した。人的な側面では、実施責任者のもとに操作班と設備班を配置し、設計想定外の事象にも対処できる体制を構築した。また、燃料体取出し作業毎に操作・設備の両面で振り返り、経験を蓄積しながらリスク評価を繰り返し継続的に改善するサイクルを構築した。当初は使用経験の乏しい燃料体の処理作業で様々な不具合が発生したものの、改善のサイクルをもったリスク管理を適切に実施したことで、安全かつ計画期間内に燃料体取出し作業を終了することができた。

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