検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

2022年度のMLF放射線安全チームの活動

Activity of the MLF radiation safety team in FY2022

原田 正英   ; 橋本 典道*; 奥 隆之   ; 相澤 一也  ; 石角 元志*; 細谷 倫紀*; 清水 勝美*; 海老原 敦*

Harada, Masahide; Hashimoto, Norimichi*; Oku, Takayuki; Aizawa, Kazuya; Ishikado, Motoyuki*; Hosoya, Tomonori*; Shimizu, Katsumi*; Ebihara, Atsuhi*

MLF放射線安全チームは、主に、課題申請時の放射線安全審査を始めとして、ユーザー実験の放射線安全の管理と担保及び実験ホールでの放射線管理の支援を行っている。非管理区域への汚染拡大防止及び実験の自由度の拡大のために、2016年11月より、第1種管理区域表面汚染低減区域を運用している。放射線管理をサポートするために、増築建屋からの入域に対する入退域管理システムを導入し、2021年12月から運用を開始した。また、固定式及び可搬式のGe検出器を用い、放射化した試料や機材からのガンマ線を測定して放射性核種を同定し、放射線安全に活用している。測定結果からは、放射性核種としては、Co-60 (T$$_{1/2}$$=5.271y)、Mn-54 (T$$_{1/2}$$=312.1d)、Ag-110m (T$$_{1/2}$$=249.8d)、Ta-182 (T$$_{1/2}$$=114.4d)が、検出されることが多い。また、表面汚染計の測定から、ガンマ線を放出しないP-32 (T$$_{1/2}$$=14.3d)やS-35 (T$$_{1/2}$$=87.51d)の可能性が示唆される。なお、バックグランドよりも高い線量を持つ試料の受け入れについても検討をすすめている。当日ポスターでは、2022年度の放射線安全チームの活動報告を行うとともに、詳しい運用や設備の現状と今後の予定を報告し、ユーザーからの相談を受け付ける。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.