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東海再処理施設の廃止措置における工程洗浄について

Flush-out in the decommissioning project of Tokai Reprocessing Plant

岡田 純平

Okada, Jumpei

平成26年から廃止措置段階に移行した東海再処理施設は、東日本大震災発生前(新規制基準制定前)の耐震性向上工事対応後の運転再開を見越していたため、工程内には核燃料物質(使用済燃料せん断粉末、低濃度のプルトニウム溶液、ウラン溶液等)が残存していた。このため、これらの核燃料物質を順次取り出す工程洗浄を廃止措置の第一段階として計画した。工程洗浄ではウラン及びプルトニウムの分離・精製は行わず、必要最小限の既設設備を使用することを基本方針とし、安全かつ早期に実施できる方法を選定した。その結果、使用済燃料せん断粉末及び低濃度のプルトニウム溶液は既存の高放射性廃液と混ぜて将来的にガラス固化し、ウラン溶液については通常の脱硝プロセスにて三酸化ウラン粉末として回収することとした。本発表では、工程洗浄方法の選定プロセス、設備の点検準備、工程洗浄の実績等を報告する。

no abstracts in English

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