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透過型の核共鳴蛍光散乱を用いたPb-206の双極子遷移強度の測定

Measurement of dipole transition strength of Pb-206 using transmission nuclear resonance fluorescence

静間 俊行*; Omer, M.  ; 羽島 良一*; 小泉 光生 ; Zen, H.*; 大垣 英明*; 平 義隆*

Shizuma, Toshiyuki*; Omer, M.; Hajima, Ryoichi*; Koizumi, Mitsuo; Zen, H.*; Ogaki, Hideaki*; Taira, Yoshitaka*

分子科学研究所UVSOR施設において、レーザーコンプトン$$gamma$$線を用いたPb-206の透過型の核共鳴蛍光散乱(NRF)実験を行った。通常のNRFの測定では、$$gamma$$線ビームをターゲットに照射し、散乱$$gamma$$線を測定する。そのため、基底状態への分岐比b$$_0$$を乗じた散乱強度G$$_0$$*b$$_0$$が求まる。一方、透過型のNRFでは、吸収ターゲットを透過した$$gamma$$線ビームを吸収ターゲットと同じ核種からなる別のターゲット(Witness Plate、WP)に照射し、WPターゲットから放出されるNRF$$gamma$$線を測定する。NRF$$gamma$$線の収量は、吸収ターゲットにおける共鳴吸収の大きさに依存するため、その測定から基底状態から共鳴準位への励起強度G$$_0$$を直接求めることができる。また、通常のNRFの測定結果を用いて、分岐比b$$_0$$が求まる。今回、原理実証を目的としてPb-206ターゲットを用いた測定を行った。本発表では、透過型のNRFの実験手法および測定結果について報告する。

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