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化学当量的なYFe$$_{2}$$O$$_{4}$$の中性子回折

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藤原 孝将*; Yu, H.*; 木村 彰杜*; 深田 幸正; 池田 直*; 沖本 洋一*; Frontzek, M. D.*; 加倉井 和久*

Fujiwara, Kosuke*; Yu, H.*; Kimura, Akito*; Fukada, Yukimasa; Ikeda, Naoshi*; Okimoto, Yoichi*; Frontzek, M. D.*; Kakurai, Kazuhisa*

複電荷鉄酸化物RFe$$_{2}$$O$$_{4}$$ (R=Lu-Ho, Y)はFe$$^{2+}$$とFe$$^{3+}$$の極性な電荷秩序により強誘電性を発現する電子誘電体である。この物質群は240K付近でFe由来のフェリ磁性転移を起こすためにマルチフェロイクス材料としても期待されている。YFe$$_{2}$$O$$_{4}$$は粉末試料の電子線回折により、他の希土類系には見られない逐次電荷秩序相転移が報告されている。単結晶試料においてもYFe$$_{2}$$O$$_{4}$$の単結晶試料の合成もされているが、3次元電荷秩序が発達した良質な試料の合成の成功例はなかった。我々は、鉄を補填した合成を行うことで従来困難であった室温で3次元電荷秩序が発達している単結晶試料の合成に成功した。またX線回折により、磁気秩序転移温度以下で逐次相転移を発見した。本研究では、このYFe$$_{2}$$O$$_{4}$$試料を用いてORNLのWAND2ビームラインにて中性子回折を行った。磁気転移温度以下において1/3 1/3 L反射にH H 0方向への変調が確認され、新たに電荷秩序反射に対応すると考えられる1/4 1/4 L反射、その他の超格子反射を確認した。これらの結果から、YFe$$_{2}$$O$$_{4}$$の電荷秩序競合の可能性について議論する。

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